≪自然の美しさ、季節の移ろいに感動≫
初春2月ごろからコロナ騒動が起こり、バンクーバーも桜咲く
3月中旬ごろから大騒ぎとなった。不要不急の外出自粛が発令され、
学校は休校、ほとんどの店も休み。飲食店などはテイクアウトのみ。
ダウンタウンの様子がガラッと一変してしまった。
そんな状況なので、どこにも行けず、自然と家の周りの自然の
風物が目に入りその素晴らしさに感動していた毎日。
桜が散った次は、陽春4月下旬にはハナミズキ(BC州の州花)が
咲きほころび、こんな句を詠みながら眺めていた。
行く春や コロナも去れと ハナミズキ

そして5月も中旬になると自粛生活も二ヶ月以上になり、おかげで、
かなり慣れてしまい、オンライン授業をしたり、オンライン飲み会
などに楽しみを見いだして、何とか元気で軟禁生活を楽しんだ。
今の住宅コンプレックス(チェルシーガーデン)にはきれいな藤棚が
あり、藤の花が満開、とてもきれいで大いに心を和ましてくれた。
そんな白い藤の花を眺めながら・・・
青空に いと誇らしげ 藤の花


住んでいるサレーはかなり田舎、それゆえ自然は豊富。目の前には
小さな池や木々に囲まれた素朴な公園があり、運動を兼ねて池の周りの
散歩が日課となり、そこに生息している動物たちに「こんにちは」、
可憐な草花には「ありがとう」と声をかけながら・・・
今まで、こんな気持ちになったことなどなく、コロナのおかげで、
自然との素敵な心のふれ合いを感じている自分を発見。いと嬉し。
こんな一句を・・・
散歩して 何やらゆかし すみれ草


友達になったカナダグースの家族 子供たち(5羽)もどんどん
大きくなって親と見分けがつかない。でも両親はちゃんと
首を上げて子供たちを見守っている。すごい。素敵な family 。
ところで family のスペルは・・・
Father and Maoyher I love You の頭文字
≪これなかなか粋でしょう≫
だからいつも散歩の行きに会うのが楽しみ。


チェルシーガーデンの敷地内にはプールやホットバスもあり
これもコロナのおかげで毎日のんびり入れる。いと楽し。

≪チェルシーガーデンの入口≫

さて、さわやかな夏も過ぎて、こちらの新学期、
初秋9月に突入。でもまだ終息どころか収束の兆しも見えず
気を許せない状況が続きそう・・・。
マスク着用や social distanceなど社会生活も
いろいろ大変。少しでも早い終息を祈りつつ・・・
でもコロナのおかげで
季節の移ろいに感動しながらの生活、いと愉し。
自然と共存して楽しく元気に生きる、学ぶこと多し。
2020年9月吉日
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